多様な雇用形態を知ろう
自分のライフスタイルや理想に合わせて
さまざまな雇用形態から選択可能なお仕事が増えてきています。
それぞれの雇用形態について、
正しく理解し、選択することが大切ですね。
今回こちらでは以下の
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- パート、アルバイト
代表的な4つの雇用形態の特徴についてご紹介します。
正社員とは
長期雇用を前提としている雇用形態のことを指します。
社会保険は完備されていて、賞与や交通費が支給される場合がほとんどです。
キャリア形成のため転勤を含む人事異動の対象となることもあります。
契約社員とは
勤務時間・賃金などを個別に決定し、
企業と直接雇用期間を契約している雇用形態のことを指します。
雇用期間の上限は原則3年(双方の合意が得られれば再契約も可能)
雇用期間が終了すれば、自動的に退職となります。
社会保険は完備されていて、賞与や交通費が支給されたり、
福利厚生面は正社員と同等の場合があります。
派遣社員とは
人材派遣会社と雇用契約を結んで勤務する雇用形態のことを指します。
賃金などを支払うのは人材派遣会社ですが、
業務の命令をするのは派遣先の会社となっています。
賞与はないが、勤務している期間のみ人材派遣会社の福利厚生を利用できます。
パート・アルバイトとは
短期間、短時間で、臨時的、補助的に勤務する雇用形態のことを指します。
原則的に社会保険や交通費支給はありますが、勤務日数によって変わります。
勤務時間や日数の希望が通りやすく、
わりと自身のライフスタイルに合わせやすい特徴があります。
雇用形態別に見る メリット・デメリット
さて、それぞれの特徴をご紹介しましたが、もう少し掘り下げます。
実際に労働するうえで、どのようなメリット、デメリットがあるのか、
項目ごとに見ていきましょう。
※ここで紹介する雇用形態は一般派遣(派遣社員)、パートアルバイト、契約社員、正社員とする
※企業や契約内容により異なる場合がある
勤務時間について
- 正社員:就業規則に定められた時間
- 契約社員:契約で定められた時間
- 派遣社員:派遣先を選ぶことで自由に選びやすい
- パート・アルバイト:自由に選べる
有給休暇について
- 正社員:業務の都合で取りにくい場合もあり
- 契約社員:正社員と同じか、比較的取りやすい
- 派遣社員:取りやすい
- パート・アルバイト:法律的には認められるが現実的には取りにくい
社会保険
- 正社員:すべて完備している
- 契約社員:正社員と同じ場合が多い
- 派遣社員:条件により派遣会社の社会保険に加入できる
- パート・アルバイト:労働時間や期間により異なる
自分自身に合った選択を!
それぞれの働き方によって、メリットもデメリットもあります。
正社員だからメリットだけ、パートだからデメリットだけ、などは
間違った認識で、ありえないことだといえますよね。
みなさんのライフスタイルに合わせて、
自分にとってメリットの多い雇用形態を選択することが大切です。