「働きたいな」と思える求人情報を見つけたら次は応募です。
事前に履歴書を郵送する会社もあるでしょうし、
履歴書持参で面接に来てください、というところもあるでしょう。
どちらにせよ、まずは電話連絡の必要があります。
この「電話連絡」は、いわば面接の前哨戦です。
企業の担当者が、あなたの第一印象を決めるのは「電話応対」ということです。
相手の姿が見えない分、対面している以上の緊張感があると思いますが、
「明るく、ハキハキ、丁寧に」を心掛けましょう。
準備するもの
◆筆記用具、手帳など(日にちを確認できるもの)
面接の日時等を言われたときにメモを取ったり、日にちや曜日が
確認できるようにしておきましょう。
◆企業の募集要項など
求人情報の中で、不明な点や確認しておきたい点などがあれば、
簡潔に質問できるよう整理しておきましょう。
ただし、細かい点について電話であれこれ聞きだすのは避けるべきです。
残業の有無や休暇についてなど、仕事内容に直接関係ない事については
面接のときに確認しましょう。
「お忙しいところ恐れ入ります」
第一声に、ぜひこの1フレーズを使ってみてください。
使い慣れない言葉だと思いますが、いきなり要件を切り出すより、
この前置きがあると丁寧さが格段とアップします。
1.名前を名乗る
「わたくし、○○(フルネーム)と申します」
電話を掛けたら名前を名乗るのは基本中の基本です。
緊張のあまり名乗り忘れなどないように!
2.何を見て応募したのか
「○○で求人の募集を見てご連絡いたしました」
企業が求人情報を発信しているのは1つの媒体とは限りません。
求人情報誌や折り込みチラシ、あるいはネット上の求人サイトや自社の
ホームページなどなど。
自分が何を見て応募の電話をしたのか、尋ねられる前に伝えましょう。
3.担当者に取り次ぎを依頼
「担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」
担当者に代わったら、改めて名前と要件を伝えます。
4.電話を切るとき
「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」等、
対応していただいたお礼の言葉を伝え、静かに電話を切りましょう。
電話は掛けた側から切るとされていますが、用件を伝え終わったからといって
さっさと切るのではなく、一呼吸おいてから静かに切るのが社会人としての
マナーです。
電話をかける時間
受付時間が記載されている場合は、当然その時間内に連絡します。
記載がない場合でも、企業側の状況を考慮しなければなりません。
営業時間内でも、始業・終業時間の前後など、忙しいと思われる時間帯や、
昼食時など休憩時間は避けましょう。